弓道で苦しんでる人たちに届けたい 7年間の集大成!!教本では語られない弓道の極意

弓道で高的中を出している人は才能がある。練習しているのに的中が出ないのは才能が無いからだ。
弓道をしていると時折そんな風に思うことがある。才能は必要だ。しかし、それは誰にでも備わっている。
的中が出ないのはやり方が間違っているからだ。
7年間のうち6年間も悩み続け、年間平均的中が4割以下だった僕が最後の一年で見出した弓道の極意、まとめてみました。

更新日:2016年12月16日 15時51分

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まず何をしたいのか?

まずどういう結果を出したいのか。 
これが重要だ 何を言っているのか分からないあなた、もう一度考えてみてほしい。
自分がどういう練習をしているのか。

的中が出ない人の多くは、正しい射すなわち『正射』をしようとしてるのではないか。
つまりきれいな射を目指している。 これが一番の落とし穴だ
きれいな射をしたいのなら的中を出す必要はない。教本通りのきれいな射をすればいい。

しかし的中を出したいのであれば考え方を改めなければならない。

『正射必中』

出典: prcm.jp


『正射必中』という言葉、これは正しいと思う。読み方は「正しい射は必ず中る」
しかし私に言わせれば読み方はこうだ。「必ず中るならば正しい射である」だ。

正しい射⇒中る×
中る⇒正しい射○  
なのだ。(範士級の方ならば前者の意味で結構)

なにを言っているのか分からない方へ、あなたの正しい射が的に中ってないのを見ればわかるだろう。
正しい射を目指すのではなく必ず中てるということを目指すべきだ。
常に100%に近い的中を出しているのならばその射は正しい射ではないだろうか。

『無心』

そんなに的中ばかりに気をとられたら中らないと言う人がいる。
的中にとらわれず『無心』で臨めと。言われたことのある方も多いだろう。

そこで質問なのだが、できそうかな?
できそうならば、こんな記事を読む必要は微塵もないので大いに練習に励んでいただきたい。
しかし、おそらく99%以上の人は無理だ。少なくとも僕は無理だ、できる気がしない。

だいたい試合のときはド緊張、勝ちたいと誰もが思う。優勝まであと1中、どこに意識せずに引ける猛者がいるのだろう。(たまにそう言うやつはいるが…)基本的に無理だ。
だいたいそんな高尚なもの目指すべきでない。とまでは言わないがほとんどの弓士はそれを目指せる段階にすらいないと思う。

普通に考えて、面白い話だ。中てようと思ってないのに中るって、意味が分からない。僕がそれをしたらどこに飛ぶのか分からなくて離れは出せないだろう。

だから大いに中てにいこう。まずそれからだ。

「本質を見よ」

出典: suizanmiyabi.com


これまで前ふりをべらべらと語ってきて疲れてきた方もいると思うのでそろそろ本題に入りと思います。
高的中を出し続けるためには一体どうしたらいいのか。今から教えるものはすべての人に当てはまり、的が矢に中るための絶対条件であり、弓道の本質を突いたものだと思っている。


それは
  「まっすぐ引いて、まっすぐ離す」
                である。

……それだけ!?と思う方もいるだろう。しかしまさにこれだ!
誰しも一度は言われた覚えがあるのではないか。なんだそんなことかと思った方、閉じる前にもう少し読んでいただきたい。

そもそも弓道とは精神スポーツといわれている。的中にメンタルが影響していることは言うまでもないが、メンタルが強ければ中るのか?答えはノーだ。あ、少し誤りがあった。例えばあなたのメンタルを人類最強クラスまで高めることができればおそらく的中率10%UP!!!はできるだろう(^^♪

10%上げるのに人類最強になるのかぁ…。  …………無理だな(笑)第一めんどくさい。
弓道は弓と矢という道具を使う。矢を弓に番え引っ張ることで弾性エネルギ… まぁ物理学は分からないからはしょるけど、つまりは物理現象でしかない。

なら簡単な話、的に対してまっすぐ引き、まっすぐ離せば必ず中る。シンプルだが核心をついている。
的中が出ていない人は当たらない理由でよくこんなことを言う。

「弓手がおかしい、妻手がおかしい、肩線がずれる、会が短い、なんかあたらない」
なんかあたらないってなに!?ww
なんでこうなるのかというと皆「まっすぐ引いて、まっすぐ離す」の大原則を理解していないからだ。

原因を見極める。

全ての現象には原因があるものだ。的に矢が当たらないのにも原因がある。弓道の場合の原因は一つだけ、「まっすぐ引いて、まっすぐ離す」が出来ていないからだ。弓手がどうのこうの、妻手がどうのこうのはこの「まっすぐ引いて、まっすぐ離す」ができていないからだ。

例えば、肩線がずれている。これは手先で矢を体に近付けている証拠だから「まっすぐ引く」が出来ていない原因。また、弓手がべた押しになってしまう。これは離れでスムーズに矢を送り出すことができないから、「まっすぐ離す」が出来ていない原因だ。

教本にあるような、いわゆる射癖を治すというものは全て「まっすぐ引いて、まっすぐ離す」につながっている。しかし多くの教本ではそれを強調することはない。さもこの射癖を治せば的中が上がるといった言い方だ。僕に言わせれば射癖があるのと的中がでないことはほとんど関係ない。

もっとも変な射癖があると「まっすぐ引いて、まっすぐ離す」がやりにくいのは事実である。
しかし射癖を治す⇒的中につながるは大間違いだ。
的中は「まっすぐ引いて、まっすぐ離す」こと以外からは発生しない現象なのだ。

しかし射癖を治したら「まっすぐ引いて、まっすぐ離す」を意識してなくても的中率が上がりましたと反論する人もいるだろう。それはそこを治したことにより無意識に「まっすぐ引いて、まっぐ離す」に近付いたに過ぎない。

射癖を治しても次の射癖が発生してしまうなどの原因はここにある。例えば、弓手が弱くて強くしたら中ったのでやり続けたら弓手が強くなりすぎて的側に突っ込む様になってしまった。この場合は、弓手を強くしたから左右のバランスが整い、「まっすぐ引く」ができたわけなのにその意識がないからどこまでやっていいのかわからず、必要以上の力をかけてしまっている。

だからこの意識が必要なのである。


射形は関係ない。

試合を見ていると高的中を出している人に対して「なんであの射で中るの」などという声を聞く。
かつて僕もその1人だった。教本などと照らし合わせると明らかにとんでもない射をしている。なのになんで中ってるの!?自分は教本通りにやって中らないのに(´;ω;`)ウゥゥ

柔軟な頭を持っていれば気付けたのだろうが当時は無理だった。しかし、今ではわかる。
答えは簡単。結果がすべてを物語っている。その考え方は間違っているということだ。射形は関係ない。矢が中るための大原則「まっすぐ引いて、まっすぐ離す」という条件さえ満たしていればなにも問題はない。

人によって骨格は様々だし、弓道に向かない骨格だと言われたことがある人もいるかもしれない。それはそれでやりようは様々だ。射形は所詮「まっすぐ引いて、まっすぐ離す」をやりやすくするためのものでしかないという事を理解してもらいたい。

僕の個人的意見ではあるが射形がきれいな人と骨格的に射形が上手ではない人、今まで見てきた中だとどちらかというと射形が上手ではない人の方が的中が良いように感じる。射形がきれいな人は自分の射に自信を持っている分本質を見逃しがちだ。僕はこのパターン(笑)。一方上手ではない人は射形が良くない分どうやって中てようか必死になる。

自然に自然に

練習するうえで一つだけアドバイスを挙げると、「不自然なことはしない」ということだ。弓を引く動作の中で理由もわからぬまま何かをするのはやめたほうがいい。意味がなくなる。

いま使っている力が果たして望んでいる結果に結びつくのか。もちろんいきなり正解は出ないだろうが、最低限不自然でないかを考えると正解に近付いていくと思う。もちろん自然の定義はひとそれぞれ「自然」の定義は違うと思うが僕が意識していたことであるのでひとつ参考にしてもらいたい。

もう少し具体的に言うと、例えば打起しひとつとってもここで力をかける必要はないのに力が入っていたら不自然だし、打起しから第三、引き分けで縦線がどちらかにずれてしまうなら不自然な力をかけてしまっているということだ。

ちなみに縦線というのは良い指標になる。これは最初から最後まで絶対に動かないものだからこれがずれた時点でその時に使った力は不自然な力となる。縦線は何よりも信じなくてはいけないし、なにを差し置いてもぶれてはならない。これがずれたということは間違った力を使っていると思っていい。

一番危険なもの

出典: www.planfirst.jp


数ある射癖のなかで僕がもっとも危険視しているのはビクだ。
僕自身とても苦しめられた。今まで書いてきた、ことを実行しようとしてきた矢先にビクになり始めてしまい、1年ほど続いてしまった。

ビクになるとなにが怖いかというと今までまっすぐ引てきたものがビクが起きた時点でまったく違う力がかかってしまうということだ。今までかけてきた力を無視して100%違う力で会・離れをするしかないので安定した的中がとれにくく、緊張した時にもろに効いてくる。

大学1、2年で全国トップクラスの実力を持っていた人がビクによって3、4年でとんでもなく的中が下がってしまった例もある。

もしもビクになってしまったら早急に治すべきだ。もしなってしまっているのならいくつか僕が効果があった方法を紹介する。

・射形をなおす
上でさんざん射形は関係ないといったがビクは「まっすぐ離す」を邪魔する癖だからそれを改善するための射形のいじりは必要だ。例えば、射の収まり妻手の力加減など。

・巻き藁にこもる
ビクは習慣化してしまうから、ビクをすることが当たり前になってしまっている。巻き藁で離れを出す練習をするのだ。会は特に持つ必要はないので繰り返し離れだけにフォーカスしてやってみる。

・練習をやめる
ビクが続くとだいぶ憂鬱になってくる。そんなときは1,2日休んでみるのも手だと思う。場合によっては1週間程度でもいいかもしれない。その間しっかり離れを出すイメージをしておくと、なおさら良い。

・なんでもいいからとにかく離す(重度の場合のみ)
ビクが極限までひどくなり手の施しようがない場合はおすすめ。ビクが重度になるとまったく離れが出なくなる。もたれに近いかもしれないが、ここまでいってしまうと矢がどこに飛ぶか分からず危険だ。だからどんなやりかたでもいいからとにかく離してみることだ。具体的には、いわゆるおどりと呼ばれているものだ。これも僕の個人的な感触だったが、ビクはある意味きれいな射形をやろうとイメージしているから起こると思ったから、だったら適当にやってみようと思い、思いっきりおどった。そうすると意外と離れは普通に出るししかもまっすぐ飛ぶ。久しぶりに出たビクなしの離れに勢いのある矢勢に調子にのって数本繰り返した。そろそろ普通に戻そうと1本引いたところ、なぜだかそれまでよりも普通に離れが出たのだ。方法はなんでもいい、とにかく離れを出すイメージを持つことが大事なのだと思った。

まとめ

いかがでしたか?

7年間の弓道人生の中で底辺にいた僕がない頭を必死に絞って見つけ出した弓道の極意です。弓道の極意などと大げさに表現しましたが、意外とシンプルな内容だったと思います。

僕自身今まで弓道をやったことにより本当に苦しんできました。練習はしてる、これ以上どうやったらいいんだと投げやりになりそうな時もありました。というかなってました。「努力は必ず報われる」という言葉を聞くたびに涙が出そうになっていました。

弓道6年目にして僕は完全な戦力外通告を受け監督にクビにされ(大学弓道の話です(笑))、その時は本当にやめようと思いました。「もうここまでだな...」と、まぁ色々あって続けることになり、半年後大学の春季大会の個人タイトルを取りました。その後就活やビクに苦しめられたりし、なかなか活躍することが出来なかったんですが色々と落ち着いてきた秋、リーグ戦を前に調子は一気に上がり、最後の試合では20射皆中で団体勝利。まさに有終の美を飾ることが出来ました。

今だからこそ本当に楽しかったと言えますが、やはり的中があってこそ弓道は楽しいと思えると思います。だから弓道が好きだからこそ苦しんでいる人には早く中るようになってもらいたい。もっと好きになってもらいたい。

ここに載せた文面では言いたいことの10分の1も言えてないですが、ここに書いてあることで少しでも光明が見えたのであれば幸いです。
あなただから出来ないことなんて何一つありません。出来ないとしたらやり方が間違っているだけ。
だから諦めないで考えてください。最後の最後で成功すれば今までの全ての苦しかったことが全て愛おしくなります。その日を信じて頑張ろう!!

こんな所まで読んでくれた方本当にありがとうございます。
最後に一言

「弓道は楽しかった。」

僕の射です(笑)


参考までにww
タイトルについては笑わないでください(笑)

プリキュウ (フラワーコミックス)

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元天才プリマだった少女が、膝を故障して悲しみに暮れていた時に弓道と出会い、持ち前の努力で才能を開花させ成長していく物語です(^^♪
弓道を彼女に教えた幼馴染との恋の行方に胸キュン必至!弓道部だったら一度は読んでおきたい一冊!
少女漫画ですが男でも楽しめると思います♪

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更新日:2016年12月16日 15時51分

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